マジックザギャザリングの誕生

マジックザギャザリング(Magic The Gathering)とは、米ウィザーズ・オブ・ザ・コースト社製のトレーディングカードゲームのことである。

トレーディングカード本来のコレクション性と、カードゲームのゲーム性とが融合した新しいゲームカルチャーである。

日本での販売元はタカラトミーである。

数学者のリチャード・ガーフィールド氏が開発し、1993年8月に最初の基本セットであるアルファ(第1版)が発売されている。

これは世界初のトレーディングカードゲームであり、このゲームの出現によってトレーディングカードゲームという新たなジャンルが生まれたのである。

この発想・開発は画期的であったといえる。

発売以来、次々に新しいデッキが開発されており、基本セットの更新と追加カードの発行が行なわれている。

現在ではカード枚数は7,000種類を超えている。飽きることの無く楽しめるゲームだと言える。

マジック・ザ・ギャザリングの魅力・面白さ

マジックザギャザリングの魅力・面白さと言えば自在性と、コレクション性にほかならない。

チェスにもたとえられる高度な戦略性、そして、チェスの駒となるカードを自分でセレクトできるという自由度の高さがある。

マジック・ザ・ギャザリングは「世界初」の、そして「最高峰のトレーディングカードゲーム」なのである。

ゲームは、一定の制限内で各プレイヤーがカードを自由に組み合わせて自分だけの「デッキ」を作り、対戦することが可能である。

また、カードは自分の戦略に合わせて自由に組み合わせることができ、パターンは無限大である。

それぞれのカードが原則を破る特殊ルールを持っているのが特徴で、これがゲームのおもしろさを飛躍的に向上させている。

美しく芸術性の高いイラストの描かれたカードを集めていくのもマジック・ザ・ギャザリングの楽しみのひとつである。

このマジック・ザ・ギャザリングの人気は、日本のアニメにも大きな影響を与えた。ポケットモンスター、遊戯王などの人気アニメがその代表例である。

マジック・ザ・ギャザリングのゲームルール

マジックザギャザリングのゲームルールを紹介しよう。

複数のプレイヤーで対戦も可能であるが、公式戦では基本的に2名のプレイヤーにより1対1で対戦する。デッキによって若干異なるので、注意を要する。

双方のプレイヤーは、各々20点のライフとルール制限に従った60枚(初心者対戦など40枚で行う場合もある)以上のカードで構成された山札(デッキ)を持つ。

双方のプレイヤーが各々の手番(ターン)を交互に実行し、ゲームが進行していく。

各々のプレイヤーは、自分のターンに自分の手札を使って相手を攻撃する。攻撃を受けて自分の場のカードがそれを防ぎきれなかった場合は、その点数分のダメージをプレイヤーのライフから減らすことになる。

これを交互に繰り返して、最終的にどちらかのプレイヤーのライフポイントが0になるか、山札(デッキ)を引けなくなったプレイヤーが敗者となり、ゲームが終了する。

マジック・ザ・ギャザリングの世界ランキング・トーナメント

マジックザギャザリングは大会形式も既に確立されており、すでに世界中に広がっている。

世界中で高額な賞金(優勝賞金300万円超)のかかったトーナメントも開かれている。

プロツアーや世界選手権もあり、2005年世界選手権では日本人で初めて森勝洋が優勝して世界王者となった。

同時に国別対抗トーナメントでも日本代表が優勝している。また2006年世界選手権では三原槙仁が優勝し、二年連続で日本人が世界王者となった。日本にはレベルの高い多くのゲーマーが存在する。

また、公式戦の一つにDCI認定トーナメントがある。このトーナメントの結果は世界ランキングに反映される重要な公式戦である。

世界ランキングはインターネット等を通じて全世界に発表されているので、参加者は認定トーナメントに出場することで、自分の実力が世界で何番目なのか知ることができる。

自分の世界における実力を正確に知ることで、プレイヤーはさらにヒートアップするのである。興味がある方は、チャレンジしてみてはどうだろうか。

現在マジック・ザ・ギャザリングは世界9ヵ国語・60カ国で発売されており、600万人のゲーム人口を誇っている。